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ピュア・ミュージック・サロン/純正律音楽研究会会報
『ひびきジャーナル』 【創刊第6号】
2002年5月10日発行
編集/発行:ピュア・ミュージックサロン/純正律音楽研究会
〒106-0031 東京都港区西麻布2-9-2 (有)アルキ内
Tel. / Fax. 03-3407-3726
※(C)純正律音楽研究会 禁無断転載
転載等、二次的にご使用になる場合は、必ず事前に純正律音楽研究会
事務局まで御一報ください。
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<<今号の内容>>
■1■玉木宏樹の“この人と響きあう” 第6回
内藤克洋さん 北島京子さん
■2■幻の名著『ゼロ・ビートの再発見』再考/玉木宏樹
■3■ムッシュ黒木の純正律講座 第6時限目
羅馬にて純正律を思ふ〈前編〉 黒木朋興
■4■天国的純正律音楽入門 第6回 急激に広まりだしたハモリ系
純正律音楽研究会代表 作曲家・ヴァイオリニスト 玉木宏樹
■5■外科医のうたた寝☆その5 医者の不養生(2)
福田六花(純正律音楽研究会発起人:医学博士、作曲家)
■6■Letter Rack~会員の皆様からの投稿コーナー~
■7■CD REVIEW [[[[[[[[[純正茶寮]]]]]]]]]] 玉木宏樹
libera『luminosa』(WPCS-11100)ほか
■8■こんな曲をデリバリー中!~いよいよ始まった「純正律新曲定期便」
■9■純正律かわらばん
→待望の玉木宏樹弦楽四重奏編曲集、6月1日発売開始!
■10■西麻布通信
レアな純正律情報満載のピュア・ミュージック・サロン/純正律音楽研究
会の公式ホームページ、仮営業中!バックナンバー等、アーカイヴもあります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
#
■1■ 玉木宏樹の“この人と響きあう” 第6回――
平島達司――人物とその偉業
内藤克洋さん 北島京子さん
#
→今回は、ピアノ雑誌『ショパン』として有名な(株)ショパンの内藤克洋
社長をお迎えし、フリーランスのエディター北島京子さんにも御参加いただ
いた異色の鼎談です。というのも、おふたりとも編集者であり、いわば陰の
黒衣の方が正面に出ることは本当に少ないからです。で、今回のテーマは、
純正律音楽研究会のコアなメンバーにはお馴染みの、そして玉木氏にとって
は純正律の教本の一つでもある、平島達司著『ゼロ・ビートの再発見』
(「本篇」「技法篇」)についてのお話です。この本は1983年(昭和58年)、
東京音楽社から出版されましたが、この東京音楽社の後身が(株)ショパン
なのです。発行人の内藤さんとその編集を担当された北島さんに今回の御登
場をお願いしました。
―― ―― ―― ―― ――
玉木:お二人ともお忙しい中をわざわざお越しいただき有り難うございます。
大変失礼なんですけど、内藤さんの音楽出版界との関わりを少し。
内藤:もとは『合唱界』という雑誌の編集をやっていて、それ以来、音楽出
版界にいます。もう40年以上になるかな?
玉木:平島さんと知りあうきかっけは?
内藤:朝日新聞の1982年4月5日の夕刊に平島さんが「古典調律の復権
を」という文章をお書きになったのを読んで、さっそく連絡をとったわけで
す。そして本作りに着手して、北島が編集制作を担当、1983(昭和58)
年の9月に初版が出ました。
北島:あら、玉木さんの本の表紙の色と私のとは違うわ。
玉木:ほんとだ。北島さんのは、いい赤だ。
内藤:重版する時、少し安く上がるように色を節約したんです。
北島:重版になったとは知りませんでした。あら、値段も違う。私の初版は
2300円なのに、玉木さんのは2500円。
内藤:玉木さんのお持ちなのは、増補版だから。
北島:増補って、何を増やしたのかしら……ああ、古典調律で演奏されたい
ろんなコンサートの記録が増えている……確かに200円分の価値あるわ。
玉木:ところで、この本は「本篇」と「技法篇」同時に2冊出ていますね。
どちらが売れたんでしょう。
北島:〈玉木所蔵の『技法篇』の表紙をめくりながら〉玉木さん、古本屋に
行ってまで買ってくださったんですね。〈――感謝のまなざし〉
内藤:そりゃ「本篇」のほうでしょ〈と言いつつ奥付を見る〉。あれ、技法
篇の方が3刷になっている。へえ、意外とたくさんの調律の人たちが買って
くれたのかなあ。
玉木:「本篇」ではたいへん勉強させてもらいましたが、中でもいちばん面
白かったのが、ピアニストの内田光子さんの職業上の秘密の話。彼女のモー
ツァルトが美しいのは調律を変えているからという話。えーっと、ミーント
ーン(中全音律)でしたっけ?
北島:ヴェルクマイスターでしたね。〈といいつつ、その事実が記された昭
和57年11月27日の読売新聞夕刊記事が掲載された「本篇」巻末資料を
指す〉
玉木:で、内田さんとは、その後?
北島:東京音楽社はその3カ月後『ショパン』誌を創刊したんですけど、そ
の創刊号のトップインタビューにですね、内田さんを載せました。ところが
「古典調律や純正律の話だけはNO!」と言われて、そこは削っちゃたんで
すよ。
玉木:やはり、職業上の秘密にかなりこだわってたんだ。
北島:彼女がモーツァルト弾きとして、日本で今日のように有名になる直前
のことでしたね。
◆純正律的な生き方を◆
玉木:平島氏御自身はどんな方でした?
内藤:実に温厚でやさしくて、敬虔なクリスチャンでした。
玉木:北島さん、お酒なんか誘われなかったんですか。
北島:とんでもない、見るからに真面目な方でした。
玉木:じゃ、純正律そのものの人だったんだ。僕なんか不純正律のかたまり。
北島:でも、ユーモアのセンスのある方でした。大正3年生まれで、東京帝
大で化学を学び、金時計(最も秀才に与えられる)を授かった人だそうです。
玉木:化学の金時計?じゃ、もともと音楽畑出身の方じゃなかったんですね。
内藤:奥さんがオルガニストでね。
北島:で、『オルガンの歴史とその原理』という本を著し、そこから「古典
調律」というライフワークを見つけられたんです。
内藤:ラジオのFM番組から5000曲チェックしてライブラリーを作ると
いった、すごい音楽愛好家。御本人はディレッタントのこうじたようなもの
だという感じでしたね。
玉木:でも、あの本はとてもじゃないけど、ディレッタントが書いたとは思
えない。でも、言われてみると、いろんな調律、その中でもヴェルクマイス
ター第3に対する言及はすごいけど、それを発見した経緯とか、いわゆる系
統だった研究の成果はあまり見えない。
内藤:というか、特に系統的ではなかったかもしれない。
北島:学術的な論証はこれから、という段階だったと思いますよ。もし、あ
れを著した3年後に急逝されることがなかったなら……と残念です。学界と
かピアニストとかには無視されたままですものね。
◆実用のための古典調律◆
玉木:私は最近、キルンベルガー第3にはまりこんでまして、ピアノ等の鍵
盤楽器用には、コンピュータ制御でキルンベルガー調律にしています。キル
ンベルガーだと、ハ長調の調律でもドビュッシーの変ニ長調の「月の光」が
変じゃなく弾けちゃうんです。ミートーンじゃ絶対不可能だし、ヴェルクマ
イスターでも変。多分、ベートーヴェン以前はミーントーン、それ以降はキ
ルンベルガーになったんじゃないかな。キルンベルガーはヴェルクマイスタ
ーの後身だから、平島さんもあまりお書きになってないのかな。
北島:〈本の中の表を指しつつ〉古典調律のひとつとして位置づけてはいま
す。でも、扱いは小さいわね。
玉木:僕は実際にヴァイオリンを演奏するものだから、実用面ではこの本は
たいへん役立っています。平島さんは楽器演奏は?
北島:なさらなかったようですよ。
玉木:それであれだけの本が書けるとは……〈しばし絶句〉。この本の中に
ある膨大な量の数とグラフ、あれはどなたが校正なさったんですか。
内藤&北島:とても我々にはできません。もっぱら平島さん御自身が、何度
も何度も校正なさってました。
◆今こそ望まれる復刻◆
玉木:惜しい人を亡くしてしまった感じで、すごい残念なんですけど、今、
平島さんの業績を継いでいらっしゃるような方はどなたかいらっしゃいます?
内藤&北島:えーっと、当時日本音楽学会の会長だった谷村晃氏(日本サウ
ンドスケープ協会会長)、この方に『ショパン』に音律の話を書いてもらっ
たら作曲家の別宮貞雄さんから「私も一言書きたい」ということで短期連載
していただきました。あとは、古楽の鈴木雅明さん(指揮、オルガン)や、
鈴木秀美さん(チェロ)ですかね。
玉木:別宮さんはとにかく何かおっしゃりたい人だから。
内藤:でも反応という面では有り難いことでした。
玉木:その他の方は?
内藤:あまり、いらっしゃいませんね。
玉木:それじゃ、この私が最大の継承者なんだ、ははは……。ところで、こ
の本の復刻を考えておられるとか。
内藤:まあ、考えてはいるんですが……。
玉木:ぜひ、お願いしますよ。ファンも待ち望んでいる人はいっぱいいるは
ずですから。
北島:ホントかしら?
玉木:北島さんは、プロたちからの反応が少ないということで懐疑的なのか
もしれないけれど、元来プロの人たちというのは、このテのことには関心を
持とうとしない。例えば、私がプロの連中に、純正律と平均律の違いを聞か
せても、「そりゃ、違いは分かるさ。でも、それがどうした」ってなもんで
すよ。でも、最近のコーラスとか、小中学校でのブラスバンドはすごく変化
してきて、ハモることの訓練をすごくやっている。だから、プロ相手という
よりは、そういう人たちのいい教材になると思いますよ。
内藤:復刻はしたいんですけど、我々は1冊ずつしか持っていない。実は、
復刻するには、元の本を1冊、丸ごとバラしてスキャンしなきゃいけないん
ですよ。どなたかから1冊、譲っていただければ嬉しいんですけどね。
玉木:インターネットで『ゼロ・ビートの再発見』を検索してみましょう。
〈一同、パソコンに向かう〉
北島:そんなもの出てくるのかしら?〈と、かなり懐疑的〉
玉木:〈インターネットの検索エンジンで探しつつ〉ほら、こんなに話題に
なってますよ。
内藤&北島:……ほんとだ! すご~い!!
玉木:アッ、ヤバい。「『ゼロ・ビートの再発見』の本を買いたい」と、掲
示板に書き込んでいる人がいる!
(了)
””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””
■2■ 幻の名著『ゼロ・ビートの再発見』再考/玉木宏樹
ここで、この本のことを御存知ない方の為に、少しだけ説明しておこう。
◇ゼロ・ビートとは◇
まず「ゼロ・ビート」の意味について。「ビート」というのはいわゆる
「うなりのことであり、ユニゾンの「ド」を何人かで歌うと、完全に同じ
高さでないと必ず「ワーワー」という耳障りなうなりが生じる。つまり、
音程が悪いと絶対に発生する物理的現象である。そして、「ゼロ・ビート」
というのは、このうなりのない純正なハモリのことを指す。例えば私がい
つも推奨している「リベラ」のように、純粋にハモリきっているコーラス
は、ほとんどいつもゼロ・ビート状態である。
平島氏はこの本の中で、このゼロ・ビートを再発見するため、長い旅を始
める。まず、今一般にピアノに用いられている平均律という調律は完全に人
工的なものであり、声楽や弦楽器や木管とのアンサンブルには不適当なビー
トだらけの調律であることを指摘し、たかだか100年くらいの歴史しかない
平均律によって音楽が「ゼロ・ビート」を忘れてしまったことに、怒りに近
い(といっても淡々としてはいるが)検証を数々挙げる。世界を誤らせた
「バッハ平均律」伝説の罪も暴いている。
そして、ギリシア時代にさかのぼって、ピタゴラス音律と純正律を説き明
かし、その後のミーントーン(中全音律)、ヴェルクマイスター、キルンベ
ルガー等々、平均律一色になる以前の色彩豊かな古典調律の数々を方法論と
共に説き明かす、純正律ファンにとってはたまらない内容となっている。
◇あくまでも実用を念頭に◇
とはいえ、この本で述べられている主張は、決して純正律礼賛ではなく実
用を念頭に置いたものであり、どちらかといえば「レファラ」の使えない純
正律は幻想であるとすら言い切っている。しかし、オクターヴに69の鍵盤
が要るから実用不可能という結論は、裏返せば、69あれば純正律は可能で
あり、平島さんの時代より少し時間が経った今、コンピュータを使えばそん
なに難しいことではなく、ライヴの演奏には向かないが、「打ち込み」であ
れば、純正律は可能な時代となった。
また氏は、忘れ去られた古典調律を復活することに目標があり、氏の論調
ではヴェルクマイスター第3が最良の調律のように書いている。しかし、最
近の私の作曲上では、その後に登場するキルンベルガーの調律法の方がもっ
と実用的で深みがあることを発見した。氏の突っ込みがもう少しキルンベル
ガーにまで立ち入ったものであれば、最高の書となっただろうと思われる。
◇待ち望まれる復刻◇
こんな素晴らしい本が一部の人を除き、特に音楽学界からは無視された。
それは氏の論の進め方が、研究論文的に見ると説得力を欠くかららしいが、
私のように、研究者ではなく、作曲・演奏をする側から見ると、こんな素晴
らしく共感できる本はこれ以外にない。
本書の発行人、編集者のお二人とも復刻を考えておられるようだけれど、
是非、実現したいと願う次第である。
**************
と、いうわけで……
『ゼロ・ビートの再発見』を探しています!!
●増補版『ゼロ・ビートの再発見
――「平均律」への疑問と「古典音律」をめぐって』
●『ゼロ・ビートの再発見〈技法篇〉
――「古典音律」の解釈と実践のテクニック』
※いずれも平島達司著、東京音楽社刊。
→おふたりとも、ネット上でのこの本の話題ぶりには、やや度肝を
抜かれた様子でした。この日の鼎談は、「とにかく、復刻に向けて
前進しよう」ということでお開きになりました。もちろん、私、玉
木も復刻には協力したいのですが、私の場合も手元に1冊しかあり
ません。そこで、本誌を御覧の皆様にお願いです。皆様のなかで、
またはお知り合いの方で『ゼロ・ビートの再発見』を譲ってもいい、
という方がいらしたら、ぜひ御協力をお願いします。また、古書店
等の在庫状況等、復刻につながる情報を求めています。お心当たり
の方は、純正律音楽研究会事務局まで御一報ください。
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■3■ ムッシュ黒木の純正律講座 第6時限目
羅馬にて純正律を思ふ〈前編〉 黒木朋興
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イタリア。とは言っても、非常に厄介な国ではある。一言にイタリア
といってもやれミラノだ、トスカーナだ、ローマだとかいろいろあって、
何がイタリア的なのかよくわからない。一言でいえば、フランスに比べ
て国家統一が遅れたので国家の枠組みが非常に曖昧なままである、とい
うことなのだろう。
さて、イタリア語で「純正律」とは何というのか、と思って、早速、
平凡社の『音楽大事典』と講談社から出ている『ニュー・グローヴ世界
音楽事典』の日本語版を引いてみると、案の定、載っていない。もちろ
ん、だからと言って、イタリア人が純正律を知らない、ということでは
ないであろう。何よりも、あのツァルリーノがイタリア人なのだし、当
然、現象としての純正律が知られていない筈がないのだ。ただ、「自然
科学」の対象としての純正律研究はやはりドイツで始まり、イギリスを
通じて世界に広まった、ということなのだろうか。
ハンスリックの名の下に知られる、音楽から歌詞を除外し純粋に音響
現象だけを俎上に上げようという「絶対音楽の理念」と純正律研究の重
鎮ヘルムホルツの親近性は、この両者の交友関係を見れば明らかである。
◆前提でハモる伊・理論でハモる独◆
それに対して、イタリアにとっては今現在に至るまで音楽といえば何
よりも歌のことなのだし、だから耳で聞いて歌声をきちんとハモらせる
ことはできても、音楽や音響から不純な要素を取り除き純粋にその本質
を学術的に追究しようなどという姿勢は、断じてイタリア・カトリック
的でなく、所詮ドイツ・プロテスタント的な発想にしかすぎない、とい
うことが言えるのではないだろうか。つまり、先進地域のイタリアでは
理屈などこねなくてもハモらせることが自然な文化として定着していた
のに対し、後進地域のドイツでは何よりもまず重厚な理論武装が必要な
のであった、ということだ。
もちろん、私自身、イタリア語を十分に読みこなせるわけでもないし、
またイタリア関係の文献を丹念にあたっているわけではないので、この
国の文化を詳述するなどということは、正直、身に余る。ただ、去年の
4月の終わりにローマに行ったとき感じたことを、思うがままに書きつ
づってみたいと思う。言うならばいわゆる随筆なのだと了解していただ
きたい。
◆イマイチな伊美術の19世紀◆
流石ローマだけあって、町中の至る所に古代遺跡があるし、バチカン
美術館に行けばそれまで複写でしか見たことのなかった著名な壁画の実
物がある。それはやはり感動に値するものであった。ところがその後市
内のボルゲーゼ公園の中にある国立近代美術館に訪れたとき、そこには
また別種の驚きを伴う感動があった。一言でいうとイタリアには象徴主
義が欠けている、ということだ。近代美術館というくらいだから、だい
たい19世紀からこっち現在に到るまでの作品群が展示してあるわけだ
が、まず19世紀前半には古典的な絵画が並べてあるのは十分納得でき
ることではあるし、それから時代に沿って当時のフランス画壇から影響
を受けたと思しき絵が散見されるというのも良いだろう。しかし世紀末
になっても相変わらず世紀前半に見られたような古くさい肖像画が平気
でかかっているのである。
これがフランスの美術館であれば、古典的な絵画から始まって、新古
典主義、ロマン主義、写実主義などへと徐々に変化していき、それが世
紀末の印象派、そして象徴主義の大規模な変革運動へ、そしてやがて2
0世紀初頭のシュール・レアリズムへと繋がる、という風に、非常に分
かり易い形で絵画の進歩の歴史がさりげなくかつ絶妙に提示されている
筈だし、世紀後半の展示室には世紀前半のスタイルを引きずっている絵
画など展示されるべくもない。
ところがイタリアの美術館にはその歴史の流れがない。基本的にオー
ソドックスな絵画をベースにして、時折フランスからの革新の風が感じ
られる、と言ったところだ。実際、『新潮世界美術事典』で「イタリア
美術」を引いてみると、「19世紀はフランス画壇の影響を受けながら、
新古典主義からロマン主義、写実主義、風景画の各部門に慎ましやかな
資質の人々を出している」などと載っている。正直、印象派の反対派と
して保守扱いされる世紀末の官展派の絵画でも、同時期の展示室を飾っ
ているイタリア絵画よりはるかに洗練されている。すなわち、19世紀、
美術に関してイタリアは明らかにフランスの後塵を拝していたのである。
【つづく】
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■4■ 天国的純正律音楽入門 第6回
急激に広まりだしたハモリ系
純正律音楽研究会代表 作曲家・ヴァイオリニスト 玉木宏樹
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去年の紅白でゴスペラーズが出て話題になり、今急激にハモるコーラスが
注目されだしている。私から見れば、ゴスペラーズも善し悪しで、1940
年代の黒人ゴスペル・グループとは比較のしようもない段階である。でもハ
モるということはとても良いことで、純正律への一里塚である。テレビでも
「ハモネプ」コーナーなどもやっており、ますますハモる系統が増えていく
ことだろう。
◎いま、アマチュアが熱い!◎
さて、3月17日に横浜栄区の音楽協会によばれ、リリスホールで純正律
のレクチャー・コンサートをやったが、ほぼ満員。しかも圧倒的な支持を受
け熱い興奮が伝わってきた。アマチュア音楽愛好者の集まりだったが、コー
ラスの人も多かったため純正律に関する興味と関心は非常に高かった。一緒
にステージに上がってくれた女声コーラスのプーラ・ボーチェは一切ビブラ
ートもなく、あの懐かしい小倉朗氏の「ホタル」が見事にハモり、ちゃんと
エコーの様にきこえたのがとてもよかった。このように最近のコーラスはビ
ブラートをかけない人達が増えてきた。とても良いことだ。二期会コーラス
や東京混声合唱団もぜひそうして欲しい。でないと、プロと称するコーラス
だけが濁りきった叫び合い集団になってしまうだろう。
プーラ・ボーチェにはカノン(輪唱)の指導コーナーまでお付き合い頂い
て大変面白い会になった。
◎ピアノ系が抱く大誤解◎
やや時間オーバーし質問コーナーをすっとばした為、終ってから沢山の質
問が文書で寄せられた。結果、純正律に対して一般の人達が陥り易い誤解に
1つの共通項がある事に気づいた。これは、いま私が行っている桐朋学園短
大の「純正律講座」でも同様である。そこで、詳しい方にはまたかと思われ
そうだが、おさらいの意味でも、その誤解を説明しておきたい。
それは、ピアノという楽器への信頼感を打ち破る事に強い抵抗感があるか
らではないかと思われる。コーラス系からの質問は、どうすればよくハモれ
るのかといった自然なものだが、ピアノ系の人達の質問は、私が何度も説明
しているにもかかわらず「ピアノで純正律に調律できないのですか」とか、
平均律は大体ドビュッシー以降の百年間位の歴史しかなく、それ以前には様々
な調律の工夫があったと、ミーントーン、ヴェルクマイスター、キルンベル
ガーについてしつこく説明しているにもかかわらず、「ドビュッシー以前の
作曲家やピアニストは純正律だったんですね、じゃショパンの24の前奏曲
は演奏できないじゃないですか」という、なんかすがりつくような抵抗感が
返ってくる。
◎玉木版調律の歴史概略◎
知っている人には自明の理だが、もう一度私なりの調律の歴史の認識を書い
ておこう。
グレゴリアンからルネサンスの初期までは、ピタゴラス音律。そして、長3
度の協和を発見した頃から純正律(というか、転調がなければ純正調)に目
覚め、ピタゴラス音律用のオクターヴを12分割した鍵盤楽器とどう折り合
うかということから、初期のミーントーン(中全音律)が考案された。
たくさんの調律法の中で、バッハはヴェルクマイスター第3を使ったとさ
れているという人が多い。またバッハ以前のピタゴラス的ポリフォニーから
脱却して、協和の響きを取り戻す為、ヘンデルはミーントーンに戻った。
このヘンデルの明快さは圧倒的な影響を与え、モーツァルトは完全なミー
ントーン主義者だった。そしてベートーヴェンも初期はミーントーンだった
が、ヴェルクマイスターを改良したキルンベルガー第3を採り入れて、転調
を拡大していった。
◎キルンベルガー再評価◎
私は自らコンピュータ上で確認しているが、キルンベルガーは一応全ての
調で演奏できる。平均律がはびこる以前は、作曲家、ピアニストの好みで、
色々な調律法が使われたと思うが、悪貨は良貨を駆逐するの喩えのように、
調律しやすい平均律によって、各調の微妙な色彩感がなくなってしまった。
なんだか、栄区の人達の質問に対する回答のような中身になってしまった
が、たまには後ろを振り返るのもいいだろう。
【『ひびきジャーナル第6号』ネット版bに続く】
【『ひびきジャーナル第6号』ネット版aから続く】
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■5■ 外科医のうたた寝☆その5 医者の不養生(2)
福田六花(純正律音楽研究会発起人:医学博士、作曲家)
前回のあらすじ:突然の網膜剥離でK眼科病院に緊急入院、そして手術室へ
運び込まれたシンガーソング・ドクターだったが……。今回の“うたたね”
増量でお送りします。
★ ★ ★
手術台に横たわり右目を固定されて麻酔薬を点眼された。視界にはぼ
うっとした光が見えるだけである。そしていよいよメスが入る。痛みは
ないが目を切られているという感触はある。切ったり縫ったりする操作
はなんともないが、時々目玉をぐいぐいと引っ張られるとなんともたま
らない今まで経験したことのない痛さがある。手術をしている眼科のド
クターも一生懸命にやってくれているのが伝わるので、こちらも同業者
としては「痛い、痛い……」と騒ぐわけにもいかずぐっと耐える。そし
て約1時間、腰が痛くなってきた頃、ようやく手術は終わった。
手術のあとも地獄は続く……。右目には分厚い眼帯が巻かれ搬送用担
架で病室に戻り、2時間は完全に安静ということで仰向けにベットに横
になり寝返りも打ってはいけない。この2時間がとても辛かった。話し
相手はおらず、腰は痛い。残った左目でただ天井をぼうっと見上げるだ
けである。ようやく2時間が過ぎて安静解除になった頃、麻酔が切れて
きて手術をした右目をえぐるような激痛が襲ってきた。看護婦さんを呼
び痛くて堪らないと告げると、「先生に聞いてきます」と言ったきりな
かなか戻って来ない。しばらくして持ってきてくれたのはきわめて効果
の弱い痛み止めである。それを飲んだところで夕食が運ばれてきたがほ
とんど食べられず……。こんなこともあろうかとひそかに持参したもっ
とも強い痛み止めと、睡眠薬を飲んで強制的に眠ってしまった。
辛い一夜が明けた翌朝、目の激痛はおさまりチクチクとする程度であ
る。看護婦さんが来て右目を覆う分厚い眼帯がはずされた。目は見えて
いるようであるが、鏡をのぞくとトマトジュースのように真っ赤な目で
ある。極力安静にしないといけないので、ベットに横になり片目で本を
読んで過ごした。
手術から3日目、再発防止のため眼底にレーザーをあてる。全部で2
7発、目の奥になんともいえない鈍痛を感じてぐったりとしてしまった。
★ ★ ★
その後は辛いイベントもなく、徐々に入院生活に慣れるにしたがって
今度は退屈でどうしようもなくなってしまった。ロビーにたった1台あ
るテレビは老人の入院患者に占拠され、常にNHKか時代劇である。病
院内に売店はなく食べ物、雑誌なども買えない。唯一の楽しみであるは
ずの食事は、これもとても辛い。玉木さんから電話があり、どうせ暇な
ら新曲のタイトルを考えてくれと云うのであれこれ10ヶほど考えた。
(↑不採用)
手術から6日目、ようやく近所のコンビニまで外出を許可された。1
週間の安静でおとろえた身体でふらふらと約200m離れたコンビニに
行く。そこには新聞、雑誌、食べ物、飲み物がいっぱいあり、お金さえ
払えば好きなものを手に入れることが出来るのである。「ああ、文明だ
……」と不覚にも涙がこぼれそうになった。
手術から8日目、経過はきわめて良好と云うことで退院を許可された。
荷物を宅急便で自宅に送り、タクシーを呼び、感謝しつつ逃げるように
病院を後にした。
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■6■ Letter Rack~会員の皆様からの投稿コーナー~
⇒『ひびきジャーナル』では、皆様のおたより、投稿等を随時
募集しています。純正律に関する原稿だけでなく、CDやコン
サート等の御感想、御意見等、どしどしお寄せください。おた
より、投稿は、郵便、ファクシミリ、電子メール、いずれでも
結構です。純正律音楽研究会事務局までお送りください(誌面
の都合で文章に手を入れさせていただく場合がございます)。
《カウンターテナーと純正律――山田 浩仁》
私は、昨年の春に玉木先生と「純正律」に出会いました。それまで、
言葉は知っていましたが、どういうものかあまりよくわかりませんでし
た。そして1年が過ぎ、再び玉木先生と出会い、今回寄稿させていただ
くことにしました。というのは、私は「カウンターテナー」(以下C・
Tという)という、現在では世界でも珍しい声質を持っているからです。
〓奥深いC・Tの世界〓
俗にC・Tとは男性のテナーの更に高音域をファルセット等を駆使し
て歌う成人男子を指します。ですが、その歌唱法等は様々な方法があり、
その人物によって異なるので、これがC・Tの歌い方だとは一概に言え
ませんが……。
中世のヨーロッパでは、キリスト教の「女子は教会では黙すべし」と
いう教えから、女性は舞台の上で歌うことが禁じられていました。そこ
で、教会の聖歌隊では、ソプラノ、アルトをボーイソプラノが担当して
いましたが、表現力や響きの乏しい彼らに代わって、アルトの部分を成
人した男性がファルセットで歌ったことがC・Tの始まりだそうです。
現在でもイギリスでは伝統的に受け継がれているそうです。途中、カス
トラート(変声期前のボーイソプラノを男性器を処理することで変声さ
せなかった者)の出現でC・Tの存在は影を潜めましたが、第二次大戦
後イギリス人カウンターテナーのアルフデット・デラーによって復活、
現在に至ります。日本では、「もののけ姫」で有名な米良美一さんが有
名ですね。もともと、歌が好きだった私がC・Tをやるきっかけとなっ
たのは、彼の存在を知ったからです。
〓C・T、その天国的な音域〓
現在のC・Tは、宗教音楽に限らず、ドイツリートやロマン派以降の
もの等、中世のヨーロッパのC・Tとは音域やオペラの役所(やくどこ
ろ)等かなり変わってきていると思います。
C・Tの声質は、男性の高音域とも女性の音域とも違う、どこか「天
国的な音域」にあると思います。私は、純正律のそれに近いのではと思
っています。現に、玉木先生が紹介して下さいました「キングスシンガ
ーズ」はもともとC・T2人、テナー1人――計6人で構成されている
グループ(結成当時)でその音楽は純正律に近い、いやそのものだと聞
いた記憶があります。ですから、私はC・Tは純正律音楽に適している
パートだと思うのですが……。
まだ、未熟者の私なので純正律との関わりについて言葉がなかなか出
てきませんが、女性にも男性にもない魅力があると思いますので、興味
のある方は、CD等購入してみて下さい。私のお勧めは、「ヨッヘン・
コワルスキー」「デイビッド・ダニエルズ」「米良美一」です。
私はまだ学生なので、そのうち皆さんのお耳に私の歌声が届けられる
よう、頑張っていきたいと思いますので、ホンの少しだけ期待していて
下さいね。 〈カウンターテナー/正会員〉
CD REVIEW CD REVIEW CD REVIEW CD REVIEW CD REVIEW CD REVIEW
■7■ 純正茶寮 玉木宏樹
――libera『luminosa』(WPCS-11100)ほか――
古今東西の純正律CDをレヴューする純正茶寮、ずいぶん御無沙汰して
しまいました。今回は玉木宏樹の担当でお送りします。久々という事で、
2枚分のレヴューをお届けしましょう。
***************
今のところ、私がセミナーを開いた時、純正律の代表例としていの一番に
かけるCDがこの1枚、リベラの『ルミノーサ』だ。天国的にハモるボーイ
ソプラノの美しさはウィーン少年合唱団を優にしのぎ、同じ英国のボーイズ・
エア・コワイヤよりも純粋にきこえる。
リベラの1枚目ももちろん素晴らしかったが、この1枚は、クラシックの
名曲を素材にしていることともあいまって、非常に格調が高い。
また、1枚目では分からなかったリベラの正体が見えてきた。プロジェク
ト・リーダーは作曲家のロバート・プライズマン(1952~)。もともと
オルガニストとして、協会音楽に長年関わってきた人。彼のもとに集まった
少年の平均年齢は12歳とのことだが、その音楽性は12歳なんてものでは
ない。彼らの純粋な発声でこそ得られる高い音楽性は、世俗に染まった大人
たちには真似の出来ない世界でもあるだろう。
◆ ◆ ◆
クラシックを素材にしたと書いたが、あくまで素材であり、いわゆる編曲
なんかではない。いろんな編曲シーンを経験した私でさえ、ドギモを抜かれ
た、サン=サーンスの「動物の謝肉祭」の「水族館」。リベラの歌声で初め
て「水族館の神秘が味わえる。
CDのタイトル曲でもある「ルミノーサ(聖なる光)」は、なんと、ドビ
ュッシーの「月の光」。私自身、何度も編曲をしているが、コーラス版は思
い付きもしなかった。というか、こんな程度の高い純度のコーラスは、日本
には存在しないからだ。しかし、最近、女声コーラスもノンビブラートの人
達が増えており、そのうち、リベラ級のコーラスの誕生も近いかもしれない。
INFORMATION
●リベラ『ルミノーサ~聖なる光』(Waner / WPCS-11100)
●RAMEAU『Orchestral Suites Vol.2』(NAXOS/8.553746)
→Capella Savaria (on original instruments) / Mary Terey-Smith
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■8■ こんな曲をデリバリー中!
~いよいよ始まった「純正律新曲定期便」
もう、お聴きになりましたか?
玉木宏樹の新たな挑戦、毎月、純正律の新曲をレコーディング→頒布
する「純正律新曲定期便」サービスがいよいよ始まりました。
第1弾では、「サクラ変奏曲」「雪柳」の2曲をお届けしました。4
月ということで選ばれたこの2曲ですが、1曲目の「サクラ変奏曲」は、
満開の桜の木の下で繰り広げられる獅子舞のイメージだとか。玉木氏の
コメントは、「聴いてみれば、ただの変奏曲ではなかったでしょう?こ
の曲は実は5年前に作ったもので、私の最初のインディーズCD『光の
国へ』に収録する予定でしたが、他の曲との間に違和感があると言われ
て外した経緯がありました」とのこと。今回、定期便になる事で「幻の
名曲」が皆様にお聴きいただけるようになった次第です。
2曲目の「雪柳」は、白く波うつように揺れて咲く雪柳の小道を歩い
ていく……そんな情景が浮かびます。
既に第2弾の2曲もお届けが始まっており、今回も「リラ・ラ」「ザ・
カイト(凧)」の2曲入りです。
「『リラ・ラ』は特に意味はありませんが、5月の花はリラ(ライラッ
ク)でもありますね。また、“リラ”というのは、古来からの楽器の名
前でもあります」〈玉木談〉とのこと。多重のヴァイオリンが奏でる不
思議に懐かしいハーモニーを、LINDEN&HIROKIのヴォーカルが優しく
包みます。
「ザ・カイト(凧)」は「鯉のぼりよりも天高く飛翔するカイトのイメ
ージだそうです。シンプルなのになぜか癖になる1曲。
また、6月始めにお届けする予定の第3弾では、なんとハードロック
が登場する予定。これからもジャンルにとらわれない新しい世界が展開
していく予定です。
この「新曲定期便」は会員制ですが、いつからでも始められます。ま
た、過去便のオーダーもできます。また、この「定期便」の愛称を引き
続き募集しています。既にお聴きになった方も、まだの方も、素敵な名
前を事務局までお寄せ下さい。採用させていただいた方には6カ月分を
プレゼントさせていただきます。
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■9■ →→→純正律かわらばん
● 6月8日、久々の純正律音楽研究会ミニコンサート開催!
�定例の純正律音楽研究会ミニコンサートが6月8日(土)16:00~、
四谷のコア石響で開催されます。今回はリコーダー・アンサンブルと弦楽
四重奏、2つの純正律の世界をお楽しみいただく贅沢な企画。永六輔さん
もゲストで登場されます。詳細は事務局まで。
● 待望の玉木宏樹による弦楽四重奏編曲集刊行
『名曲で弦楽四重奏』6月1日発売開始!
�以前から予告をしていた玉木宏樹編曲による弦楽四重奏編曲集『名曲で弦
楽四重奏』が音楽之友社から発売されます。通常は弦楽器以外で演奏される
小品ばかりを集めた待望の編曲集。玉木宏樹が長年続けてきた弦楽四重奏活
動のエッセンスがぎっしり詰まっています。玉木宏樹作曲の「プロローグ」
に始まり「子犬のワルツ」から「結婚行進曲」まで、“やってみたかったあ
の名曲”全16曲入り。定価3800円(税別)。全国の楽器店等でお求めくだ
さい。
● 好評の2台のヴァイオリン用名曲集、第3集発売中!
�水野佐知香&荒井章乃の母娘デュオでおなじみ、2台のヴァイオリンのた
めの編曲集『デュオで楽しむヴァイオリン名曲集』(水野佐知香監修、玉木
宏樹編曲)の第3集が音楽之友社から発売されました。東西の名曲に加え、
玉木氏が水野母娘のために作曲した「二人のフィドラー」をも収録した全14
曲入り、定価2000円(税別)。
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■10■ @@@@@西麻布通信@@@@@
◆研究会のリニューアル、CD・新刊リリースと、事務局は怒濤の秋をおく
◆またしても随分な御無沙汰となってしまった“ひびジャ”ですが、その分
濃い内容でお届けします。また、速報性が求められる告知は『ピュア・ミュ
ージック通信』でこまめにお伝えしていきます。これからも宜しく御支援く
ださい。
◆「純正律かわらばん」でお知らせした『デュオで楽しむヴァイオリン名曲
集』、お陰様で大好評。こういう室内楽曲集ってありそうで無かったですよ
ね。実はこの曲集、ヴァイオリン以外の木管楽器等の人々の間でも売れてる
らしいです。そういえば先日のイベント物販でもサックスの方が購入されて
いました。なるほどー。
〒〒〒〒〒〒おたよりお待ちしています!〒〒〒〒〒〒
〒106-0031 東京都港区西麻布2-9-2(有)アルキ内
Fax. 03-3407-3726 / E-mail: archi@ma.rosenet.ne.jp
純正律音楽研究会 まで
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とりあえずいちばん速い純正律情報はこちら!
→玉木宏樹のホームページ
URL : http://www.midipal.co.jp/~archi/index.html
*ピュア・ミュージック・サロン/純正律音楽研究会の
オフィシャル・ホームページ、仮営業中!!
http://www.pure-music.ne.jp
各種純正律情報だけでなく、会報バンクナンバー等、アーカイヴも一部公開中
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